注文住宅関連知識
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注文住宅に多い失敗例と対策を解説!

目次

注文住宅建築事例

平屋、3階建てなど土地・エリアの特徴に合わせた住宅から和モダン、無垢仕様などのテイストを大切にした住宅など注文住宅だから実現出来る家づくりがあります。

建築事例を見てみる

知人の家、住宅展示場はあくまで参考に

「同僚、ママ友の家に行ったらオシャレな家で自分も欲しくなった」。知人に刺激を受けて家作りをスタートする方も少なくありません。

では知人の家をベースに家作りをした場合は満足いく住まいになるでしょうか。おそらく後悔する項目が出てくると思います。
「オシャレで綺麗なママ友の家」は掃除に費やす時間が多いのかもしれません。または片付けが得意な方なのかもしれません。

住まいは家族の形やライフスタイルを反映する鏡のようなものです。家族の数だけ間取りがあると言っても過言ではありません。
想いの詰まった注文住宅であれば「住まい」に「ライフスタイル」を合わせるのではなく、「ライフスタイル」に合う「住まい」を作るよう心掛ければ失敗も少なくなります。

自分のライフスタイルに適しているアイデアを知人の家や住宅展示場から数多く取り入れ、自分なりのカスタマイズが満足度の高い住まいには不可欠になります。
試行錯誤を繰り返す分、完成した喜びが倍増するのが注文住宅です。

失敗と感じるタイミングはいつ?

注文住宅では実際に利用してみて初めて「良かった」、「失敗した」が浮かび上がってきます。
ではどのようなタイミングでどんな失敗を感じるのでしょうか。

完成、引き渡し時
一番多いのは日当たりに関する不満です。想像していたよりも暗いというのが多いですが、引き渡しの時期、時間帯によっても感じ方が変わります。
また天井の高さも完成時に気付く事が多いです。「低くて圧迫感がある」と同時に「高過ぎて照明の光が届かない」という失敗もあります。
引っ越し後
収納に対する失敗、スイッチ、コンセントに関する失敗を感じるようになります。
収納に関しては特に小物類が溢れる事が多くあります。
ベビーカーや季節ものなど大きな物は収納場所をしっかり検討しますが、筆記用具、お子様関連の書類など日常遣いのちょっとした物の収納を怠るケースがあります。
またスイッチ・コンセントに関しては物を置いて生活を始める事で動線に対する不備が見えてきます。
初めての夏、冬の到来時
気密性、断熱性は夏や冬の経験で決まります。
夏を快適に過ごせても冬も快適とは限りません。逆も然りです。四季を体感する事で見えてくる失敗も多いです。
子供成長時
小学校、中学校の入学などを機に生活スタイルが一変する事で感じる事もあります。
リビングでの学習が流行していますが、ランドセルをはじめ教科書を置くスペースは居室に検討しておく事が必要です。また習い事などによる物の増加などもありますので収納が不足しがちです。
家事に関しては運動系の習い事や部活動を始めると洗濯量が大幅に増加します。洗濯動線を配慮していない間取りの際は大きな負担になるケースがあります。
電化製品故障時
電化製品はいずれ故障します。故障時に同じサイズがないという事が起こります。
造り付けや埋め込み型のデザイン性を最優先して起こり得る失敗です。

部屋別・収納別失敗例!原因と対策

次に各部屋別・設備別の失敗例と失敗しないための解決方法を見ていきましょう。

■玄関まわりの失敗例

玄関収納が足りない
お客様を迎える「家の顔」とも呼ばれる玄関。靴が雑多に並んでいると見栄えが悪くなります。
下駄箱の収納力が足りずに後悔している方は少なくありません。
原因と対策
一般的な下駄箱は上に物を置けるカウンタータイプが主流ですが、天井まであるようなトールタイプなどを採用する事で収納力が倍増します。高所が使いにくく敬遠する方もいらっしゃいますが、日常ではあまり使わない冠婚葬祭用の靴などを収納しておけば日常の不便はほとんどありません。
またレインブーツや女性のロングブーツなどは縦空間を使う靴は可動式の棚がある下駄箱を採用する事により下駄箱の中まですっきりとさせる事が可能です。
2wayのウォークインシューズクロークで後悔
住宅展示場でも採用の多いウォークインシューズクローゼットを利用した家族動線と来客動線の分離による玄関をすっきり見せる方法です。これには2つの失敗があります。
1つはウォークインにする事での収納力の低下、もう1つは動線上、使いにくいケースです。
原因と対策
玄関をすっきり見せたいのは誰もが考える事です。同じ面積でもちょっとした違いで価値の高いシューズクローゼットが実現出来ます。

■キッチンの失敗例

アイランドキッチンで後悔
住宅展示場や設備ショールームでよく見かけるフラットタイプのアイランドキッチン。
スタイリッシュでデザイン性も高くオシャレなキッチンの代表格とも言えます。ダイニングやリビングとの一体感がある反面、全てが見えるデメリットがあります。
またコンロ周りに壁がないため周辺への油跳ねも声としてよく聞かれます。常に掃除や整理整頓を余儀なくされ後悔する方も少なくありません。
原因と対策
調理中も家族との触れ合いが出来る意味では非常に人気ですが、掃除の苦手な方や共働きなどで掃除時間が限られている方は採用に関してしっかり検討した方が無難です。
同じ対面型のキッチンでもカウンターを付ける事で手元隠しが出来ると共に家族のコミュニケーションを実現する方法も検討する事をお薦めします。
収納重視し過ぎて失敗
キッチンのみならず住まいをすっきり見せるためには収納は非常に重要です。
しかし収納を重視し過ぎたために家電が置けなくなる失敗もあります。
原因と対策
収納だけでなく家電を置けるカウンター部分の確保も同時検討していきましょう。 一般的な炊飯器やトースター、電子レンジをはじめ、ポットやコーヒーメーカー、フライヤーや電気圧力鍋など日常遣い出来る便利な家電が増えてきました。
手持ちの家電製品以外にも余力を持たせましょう。

■ダイニングの失敗例

北側配置で暗い
リビングを最優先し「食事をするだけだから」という観点でプランニングした失敗です。
ソファでのくつろぎよりも椅子の方が座るのが楽という意見も多いです。
原因と対策
奥様のこだわりの多いキッチン、家族の集まるリビングは住まいの中でもこだわりの多いエリアです。
反面、ダイニングは食事をするだけという事で蔑ろになる事があります。
子供が大きくなるにつれて家族のコミュニケーションが朝だけというご家庭も少なくありません。
南にこだわる必要はありませんが、朝陽の入る東側は一考の価値があります。
4人掛けテーブルで後悔
4人家族なので4人掛けのダイニングテーブルのサイズでプランニングした例です。
来客が多い方は一回り大きなテーブルを置けない事を後悔しています。
原因と対策
4人家族で4人掛けテーブルは普通のお話ですが、来客の多い方は6人座れるようなサイズでプランニングする事がお薦めです。
ご両親が頻繁に遊びに来るご家族はもちろん、一戸建てを購入するとお子様のママ友とのティータイムなどで来客が増える事があります。
スカートを履く女性も多くいらっしゃいますのでお母さんがダイニングでお茶を飲み子供がリビングで遊ぶケースが一般的です。
子供用のお菓子も広げる事を考えると180㎝のテーブルが置けるとゆったりとした空間になります。

■リビングの失敗

リビング階段で寒い
リビングを通って個室に行くリビング階段は親子のコミュニケーションの面で非常に人気があります。
失敗した方の多くはリビングが寒いという意見が圧倒的に多いです。
原因と対策
体感温度は人によってそれぞれ異なるので、万全の対策というのはなかなかありません。
コミュニケーションを重視するのであればリビングを経由してドアを開けて階段というプランニングがお薦めです。開放的な階段でドアが取り付け出来ないプランニングの際は設備で補完しましょう。
暖気は上へ流れていきますので羽根のついたシーリングファンで押し戻す事や、足元から暖める床暖房などで寒さ対策を行いましょう。
窓をたくさんつけ過ぎた
明るいリビングのために窓をたくさんつけ過ぎて物が配置出来なくなる失敗例です。
明るく開放的なリビングに拘る方に多く見られます。
原因と対策
窓は採光のためには非常に重要です。窓は壁を減らしますので家具・家電とのバランスを考慮する必要があります。代表的なものはテレビですが、エアコンの配置を蔑ろにすると冷暖房効率に影響します。
他にも本やテレビゲームなど収納棚を必要とする物が増える事も考えられます。
南面は外と繋がる掃き出し窓が一般的ですが、東面や西面は天井際に配置するハイライトサッシを採用する事で壁を残しつつ光を取り入れるアイデアも有効です。

■水廻りの失敗例

玄関ホールから洗面所に行けない
リビング階段やリビングを通って個室に向かうプランにある失敗です。
帰宅後の手洗いがリビングを経由してからになるので衛生面が気になります。
原因と対策
帰宅直後の手洗いを考えると玄関ホールから洗面所に通じる動線あるのが理想です。
子供が小さな時は泥遊びなどで汚れる事もあるので浴室も同様です。
2階洗面所、浴室プランの際には玄関ホールに洗面台を付けるようにしましょう。
夜の排水音が気になる
寝室の近隣にトイレなどの水廻りを配置して音が気になる事があります。
日中の喧騒とは異なり夜は静寂なので配慮が必要です。
原因と対策
音の感覚も人によって様々です。トイレなどが居室に隣接する際には居室側に収納を配置する事で軽減出来ます。 また寝室の上の階に水廻りを配置すると配管を流れる音が気になる事がありますので極力避けるようにプランニングしましょう。

■居室の失敗例

「2door1room」で後悔
可変性という意味で人気のあるドアが2つで大きな1部屋を将来間仕切り可能な子供部屋プラン。
建築当初よりもお子様の人数が増える方には向いているかもしれませんが、それ以外の方は将来かかる費用やデザイン性に後悔している方もいらっしゃいます。
原因と対策
部屋を分けるタイミングは長子が小学校高学年から中学校入学が多いです。この時期は塾などの習い事や高校受験などに向けて出費の多い期間と重なります。
収納扉の数にもよりますが、20万円ほどは見込んでおいた方が良いでしょう。
お子様が同性で本棚や収納などの簡易的な間仕切りを想定する方も多いですが、受験勉強で個室の必要性が出る場合もありますので注意しましょう。
そしてリフォーム全般にあてはまりますが、既存部分と新規部分で見栄えが異なります。
仕上げ材は日焼けなどにより経年変化していますので仮に同じ材料を使っても同じ色には出来ません。
デザイン性を重視して新築された方に多い失敗でもあります。
将来の間仕切りが良いか新築時の間仕切りが良いかは早い段階で検討しておきましょう。
憧れのウォークインクローゼットに後悔
ご要望の多いウォークインクローゼットは平面図ではわかりにくい動線や実際の収納力に不満足の評価を受ける事があります。広ければよいという事ではありませんので形に注意しましょう。
原因と対策
ウォークインクローゼットは「歩く」スペースがあります。畳数よりもハンガーパイプ・服を掛ける量、奥行を浅くした使い勝手を重視しましょう。

■設備の失敗例

スイッチ、コンセントの位置に不満
設備関係の失敗例の中で一番多い不満がこのスイッチとコンセントです。
スイッチは生活動線の中で不便な配置、コンセントは数や家具に隠れてしまうなどの不満を耳にします。
原因と対策
スイッチは夜、暗くなる時間帯である夕方以降の生活をイメージすると使い勝手が良くなります。
夜ご飯を作りながらの動線や帰宅してからの動線などをイメージすると失敗が減るでしょう。
コンセントは必ず今の持ち物より多めに採用する事がお薦めです。
居室は最低2か所ずつ、人の集まるリビングなどは5か所以上あると便利です。
スマホの充電やお子様の学習用タブレットの充電など近年だけでも大幅な変化が見られます。
電動自転車を利用されている方は外部用品のコンセントを玄関まわりに配置すると便利になります。
家具や電化製品は増えていく事を前提に検討していきましょう。
エアコンの失敗
意外と多いのがエアコンの失敗例です。大きく分けて3つの事例があります。
1. ビルトインエアコン故障時の交換でサイズがない
2. エアコンの向きが悪く冷暖房の効率が悪い
3. 全ての部屋に付けたけど子供部屋はほとんど使っていない
原因と対策
展示場などで採用する埋め込み型のエアコンは部屋をすっきり見せて人気です。
ただ故障の際に同じサイズのエアコンが販売されているとは限りません。
埋込型を採用する際には故障時の交換費用を多めに用意するようにしましょう。
またエアコンの風向きによっては効率が悪く不快に感じる方も多くいらっしゃいます。
特にキッチンは夏場に暑く、北側配置だと冬場は寒い温度が変わる空間です。リビングからダイニング、キッチンとストレートにエアコンを配置するのが一番効率の良い配置です。
当面、個室として利用する予定のない居室はエアコンを取り付けないのが無難です。
利用しないエアコンはほこりを被り故障の原因になります。利用する際に購入した方が性能の良いエアコンを購入する事が出来ます。

注文住宅で失敗しない為の注意点

失敗と一言に言っても様々な失敗があるのはご理解いただけたかと思います。

  1. 明るさや体感温度などの感覚にまつわる失敗
  2. 生活動線のイメージ不足による失敗
  3. 現在を重視して将来のイメージ不足による失敗

が主な失敗です。 中でも(1)の感覚による失敗は間取りの変更やサッシの追加など改善のためには高額なリフォーム代を擁するものになりますので特に注意して打ち合わせに臨みましょう。

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