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注文住宅をローコストでできる理由とは?メリットデメリットも解説


ローコスト住宅はなぜ安い?

目次

注文住宅建築事例

平屋、3階建てなど土地・エリアの特徴に合わせた住宅から和モダン、無垢仕様などのテイストを大切にした住宅など注文住宅だから実現出来る家づくりがあります。

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『ローコスト住宅』って何?

ローコスト住宅とは一般的な建築費よりも費用を抑えられた住宅を指します。

ひと昔前の『ローコスト住宅』は「安かろう悪かろう」というイメージが強かったのですが、 様々な工夫でコストを抑えて商品提供する企業が増えてきました。 土地から購入して新築する方の増加に伴い、『総額の圧縮』や『土地費用優先』という方々の選択肢 になってきています。

実際に一般的な住宅とローコスト住宅の違いついて見ていきましょう。

一般的な建築費・ローコスト住宅っていくらくらい?

住宅金融支援機構の【フラット35】2018年度利用者調査によると全国の平均価格は 《3390.4万円》でした。
また土地から購入した方の建物価格の全国平均は《2777.5万円》というデータがあります。 双方共に平均価格の上昇は続いていますので直近ではもう少し高くなっているかもしれません。

一方、ローコスト住宅は明確に決められている訳ではありませんが、『建物価格1500万円以下』、 『建築総額2000万円以下』などが《ローコスト住宅》と呼ばれている事が多いです。

ローコスト住宅のメリット・デメリット

ローコスト住宅のメリット

ローコスト住宅のメリットは何と言っても『価格』です。
標準仕様でコストパフォーマンスを最大に活かす事が一番ですが、ベースが安い事で他にも選択肢が 広がる事にも注目してみましょう。

要望を詰め込んでも一般的な価格よりも安く出来る。
予算の関係で諦めた部屋の数や広さを実現出来る。
予算オーバーで諦めていた希望のエリアに土地が買える。
二世帯住宅で諦めた完全分離型の建築が出来る。
地域によっては賃貸併用住宅で収入が見込める

そのままのコストパフォーマンスも魅力ですが、予算で諦めていた要望を叶える事が出来るのも 大きなメリットと言えます。

ローコスト住宅のデメリット

一番注意したい点はやはり『耐震性』、『断熱性』、『耐久性』などの性能面です。
家づくりにおいて価格差が大きいのは性能の違いが挙げられます。
なかなか目に見えない部分ではありますが、現在では【住宅性能表制度】を利用して第三者機関に 評価してもらう事で『安くても安心』を打ち出しているメーカーも少なくありませんので、 確認する事をお薦めします。
またその他のデメリットは『キッチンなどの住宅設備』や『間取り』の選択肢を減らしている事もありますので、 選択幅が狭いというのもデメリットとなる事があります。 オプションにて対応出来る事もありますが、通常よりも高額になるケースがありますので注意が必要です。 

ローコスト住宅が安い理由

住宅に限らず世の中の多種多様な商品はコストを考えて商品化されます。 様々な積み重ねでコストダウンを図りますが大きな3つの要素があります。

  1. 材料費
  2. 人件費
  3. 広告宣伝費

まずは1つめの『材料費』から見ていきましょう。
建物の構造材や設備を統一していく事でコスト削減を図ります。
オーダーメイドのフリー設計とは相反するもので大量に生産、仕入する事で1邸ごとの単価を減額する事が可能になります。
例えばキッチンを年間1,000セット購入するハウスメーカーは1セット辺りの金額を大幅に抑える事が 可能になります。キッチンメーカーの立場からも大量購入先となれば販売価格を抑えてでも販売の安定、 工場の安定した稼働率などメリットが出てきます。
これはキッチンに限らず屋根材や、外壁材、床材など様々な部位に共通している項目になるので、 積み重ねた際の金額は数百万円の差を生む事になります。

2つめの『人件費』は管理部門などの人数という事もありますが、IT技術の躍進により人で行っていた 作業を機械化する事でコストダウンを図っています。 また研究開発もこの人件費の一部として捉える事が出来るでしょう。 将来の新たな技術創造にヒト、時間などが必要になる為です。ローコスト住宅では新たな技術というより 既存の技術の集約、抜粋により研究開発費(関わる人件費)を抑えています。

最後の『広告費宣伝費』でわかりやすいのはテレビCMかと思います。購入者の目に触れる機会が 増えますので企業の認知度は上がりますが、その費用は購入者が負担している事になります。
同様に住宅展示場も建築費のみならず、土地の借地費用や建物の光熱費、スタッフ、ノベルティなど 月々のランニングコストもかかります。このような費用を極力抑えて建物価格に反映しています。

また余談にはなりますが、以前は当たり前だった「カタログ」も徐々に廃止の動きが出てきています。
カタログ作成は製作費がかかる事もありますが、内容の変更が難しいという欠点があります。
建物価格の見直しは毎年行われますので多くのカタログが価格を謳えないのはその為です。
法律の改正などにも対応出来ない為、企業ホームページ内に「デジタルカタログ」などの形に 移行してきています。
無料でのカタログ提供も少なからず購入者の負担になってしまう事もあり、今後はデジタル化による 『電子カタログ』、『動画紹介』、『VR』、『AR』などによる商品紹介にシフトしていく流れは ローコスト住宅にとっては然るべき対応になってきています。

ローコスト住宅建築のポイント

ローコスト住宅には2つの注文住宅があります。
・フリー設計でのローコスト住宅
・規格型住宅でのローコスト住宅

『フリー設計は間取りの作り方』がポイント
「四角い家が安い」という話を聞いた事がある方もいらっしゃるかもしれません。
形が複雑になるとコーナー材料や施工手間が増加し同じ面積でも割高になります。
また横長、縦長など全体の家の形が長くなると外壁面積が上昇しコストアップになります。
土地の形に合わせるのが大前提ですが、まずは四角い家を目指してスタートするのがお薦めです。
『規格型住宅があるのかどうか、またどの程度の融通が利くのか』を確認する。
規格型住宅はプロのアイデアや経験を交えながら不要な部分を削ぎ落としたお得な商品です。
「間取り」、「価格」、「仕様」がセットになっているので一般の方が理解しやすいのも特徴です。
注意点は『規格型住宅』と一言に言っても『どこまで変更が出来るか』は異なりますので、 「間取り」、「設備」の変更出来る範囲は確認した方が良いでしょう。
まずは規格型住宅の取り扱いがあるか確認してみましょう。
『標準仕様』を重視する
先にお話しさせていただいたようにローコスト住宅として提供していくためには設備などの大量発注による コスト削減も非常に重要です。
出来るだけ標準仕様を採用する事が一番高いコストパフォーマンスの商品となりますので、 ご要望と齟齬の少ない設備・仕様であれば積極的に標準仕様を選択いただくのがお薦めです。

ローコスト住宅建築の注意点

『契約後の打ち合わせで予算オーバーした』という話を耳にします。 特にローコスト住宅はコストを抑えるための工夫が随所に盛り込まれていますので、変更内容によっては 大幅に金額が上がる事もあります。 事前の準備、確認をしっかりと行い満足のいく入居を実現しましょう。

【要望の優先順位を明確にする】

『間取り』、『設備』などマイホーム購入で「譲れない要望」があるかと思います。
対して「出来れば欲しい」や「金額次第で欲しい」など条件によって検討したい要望もあるかと思います。 初期段階では大きく分けて下記の3つに分類すると良いでしょう。
① 必ず実現したい要望
② 出来るだけ欲しい要望
③ 金額次第で欲しい要望
またご夫婦別に考える事でお互いの考えや実現したい要望がクリアになるのでお薦めです。

ご主人様 奥様
① 必ず実現したい要望    
② 出来るだけ欲しい要望    
③ 金額次第で欲しい要望    

ご夫婦の意見の同意と相違が一目瞭然になりますので、こちらをベースに夫婦の意見として具現化していきましょう。
少し要望を削るだけで金額が大きく変わる事もあるので表として持っているとプロからのアドバイスを受けやすくなります。

【プランの種類、仕様設備を確認する】

先にもお伝えしましたが、フリー設計なのか規格型住宅であるのかは今後の打ち合わせにおいて非常に 重要になってきます。特に規格型住宅の際には変更差額が高額になる事が多いので注意が必要です。
また設備もコストダウンの為、選択範囲を絞り込んでいる事が多いので『標準仕様』が何か『オプション』 選択の際の差額などをしっかり確認するようにしましょう。
同じ商品を数社に依頼しても差額が異なる事があります。これは高額な訳ではなく大量は発注による コストダウンによる差額になるので必ず検討会社全てに確認しましょう。

【見積もり、契約金額に含まれている内容を確認する】

ローコスト住宅に限った話ではありませんが、契約金額を用意すれば家が建つという訳ではありません。 含まれていない項目や内容を確認する事で後々の急な出費を防ぐことが出来ます。
例えば印紙税や登録免許税などの税金やローンの手数料などは『諸費用』という契約金額とは別の 項目になります。他にも土地から購入の際には契約までに地盤調査(地盤補強費の確定)が行われる 事はほとんどありません。これも後ほど必要になる可能性がある項目になるので確認した方が無難です。
照明器具やエアコン、カーテンなど既存品の持ち込み可能性のあるものも確認が必要になります。 ローコスト住宅では様々な費用の削減でコストダウンしていますので、1つずつ慎重に確認しましょう。 最終的には『入居と同時に生活可能な状態にする為に必要な費用』を確認する事で全体像が把握 出来ると言えます。

まとめ

『良いものは高い』、『安かろう悪かろう』と言われていたのは一昔前の事です。
今は技術の進歩や様々な工夫でコストダウンを図り顧客ニーズに応える努力を続けています。
大手ハウスメーカーとローコストメーカーで比べると坪単価30万円の差が出る事も少なくありません。
平均的な30坪の家で1,000万円近くの差となり、ローン支払いに直すと月々25,000円、年間30万円の差になります。
『老後の生活費』、『お子様の教育費』など将来の出費が不明瞭な中では非常に大きな金額差です。
ただ実際には『安かろう悪かろう』という住宅が完全になくなった訳ではありません。
ローコスト住宅と言っても高額な買い物です。
実現したいイメージと齟齬のないようにしっかりと確認して満足のいくローコスト住宅を建築しましょう。

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