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4人家族にぴったりの間取りとは?各間取りの特徴や選ぶときのポイントなどを解説!

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夫婦と子ども2人の4人家族。子どもの成長や家事と育児、仕事環境を考えるとどういった間取りがよいのか迷ってしまうのではないでしょうか。
「3LDKと4LDK…どっちがいい?」
「子育てと家事を効率よくこなせる間取りは?」
検討すべきことはいろいろあります。
この記事では、4人家族で生活するうえで必要な広さや各間取りの特徴から、4人家族にあう間取り、住まい探しのポイントまで解説します。

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4人家族にぴったりな間取り・部屋の広さは?

4人家族に合う間取りといっても、求める部屋の広さ、部屋数、ライフスタイルによって人それぞれですが、一般的に多いのは3LDKまたは4LDKの間取りです。
また4人家族の広さの目安となる指標がありますのでご紹介します。

国は、世帯人数に応じて健康的な生活を送るうえで最低限必要な住宅の面積(最低居住面積)と豊かな生活に必要と考えられる住宅の面積(誘導居住面積)の基準を公表しています。
図表1は、4人家族の年齢別に誘導居住面積の水準を表にしたものです。

誘導居住面積水準 2人の子ども 面積
都市型※1 3歳以上6歳未満 75㎡
6歳以上10歳未満 85㎡
10歳以上 95㎡
一般型※2 3歳以上6歳未満 100㎡
6歳以上10歳未満 112.5㎡
10歳以上 125㎡
図表1(住生活基本計画から作成)
※1都市居住型誘導居住面積水準:都市の中心及びその周辺における共同住宅居住を想定
※2一般型誘導居住面積水準 :都市の郊外及び都市部以外の一般地域における戸建住宅居住を想定

子どもの年齢によって差がありますが、持ち家で子どもの成長を踏まえると100㎡程度が1つの目安となりそうです。
では、これらの基準に対して実際にどれくらいの広さの家が建てられているのでしょうか。
総務省統計局が行った2018年度の土地統計調査(図表2)と住宅金融支援機構が出した2023年度の利用者調査(図表3)の調査結果を紹介します。

1住宅(持ち家)当たりの延べ面積

建物種別 延べ面積
全国平均 共同住宅 75.05㎡
東京 72.25㎡
全国平均 一戸建て 128.93㎡
東京 109.29㎡
図表2(土地統計調査から作成)

1住戸当たりの住宅面積(全国平均)

建て方種別 住宅面積
注文住宅(土地から購入) 111.2㎡
建売住宅 101.6㎡
マンション 66.2㎡
図表3(フラット35利用者調査から作成)

これらのデータは世帯人数に関係なく購入または建てられた面積を示すものですが、一戸建ては国が提言する水準に近い広さとなっている一方、マンションは供給側の問題も考えられますが国の水準に近いとは言えない状況です。

参照元:
国土交通省「住生活基本計画」
総務省「住宅・土地統計調査 平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 全国・都道府県・市区町村」
住宅支援機構「2023年度 フラット35利用者調査」

また、広さをイメージしていただきやすいように、各居室や収納スペースなどの必要面積を積み上げた例を紹介します。

4人家族 一戸建て4LDKの例(LDK+主寝室+子ども部屋2つ+和室)

LDK 16~18畳
寝室 6~8畳
子ども部屋 5~6畳(×2人)
和室・客間 6畳
バスルーム 2畳
洗面所 2畳
トイレ 1畳×2か所(1階と2階)
収納 6~8畳
階段・廊下スペース 4~6畳
玄関・ホール 3~4畳
合計 57~68畳(94~112㎡)
図表4

4人家族の間取りで考えたいポイント

4人家族の間取りを考えるうえで、リビングや寝室、子ども部屋など各居室の数や広さを判断する基準を知ることが大切です。
ここでは、部屋ごとに必要性や間取り上のポイントについて解説します。

1:子ども部屋

子ども部屋のポイントは次の2点です。
・子ども部屋の数
・子どもの独立後のことをどこまで考えるか

子ども部屋の数

一般的には1人1部屋として、子どもが2人のご家庭は2部屋の子供部屋を用意することが多いです。
しっかり検討いただきたいのは、お子様が兄弟や姉妹という同姓のケース。
広めの1部屋を2人で使い、必要があれば簡易間仕切りと考える方が多くいらっしゃいます。しかし、中学生以降のテスト勉強や、進学を決める受験勉強など、いくら仲が良くても集中する環境が必要な時期があります。
「同姓で仲が良いから」という理由で子供部屋1部屋の計画はじっくり考えた方が良いでしょう。
別々の部屋が難しい場合、小さくてもいいので集中できる勉強兼仕事部屋やスペースをもうけて、子ども部屋自体は2人でシェア、簡易的に仕切るという考え方もあります。

子どもの独立後のことをどこまで考えるか

子どもの年齢から進学や就職までの期間を考えると、購入時の子どもの年齢が低いほど家で過ごす期間は長くなり、子どもの生活環境を充実させる意味は大きくなります。
子どもが家を出たあとのことを考えるのであれば、書斎や趣味の部屋など違う用途での利用を検討したり、または2部屋を大きな1室にリフォームするなどライフスタイルに合わせた変更を購入前に一度、考えてもよいでしょう。
また、子どもが独立したあとは住み替えることを前提に、立地条件にこだわった家探しをするという考え方もあります。

2:夫婦の寝室

寝室は寝るだけでいいので他の部屋を広くしたいということであれば、4.5畳程度の部屋でもシングルベッドを2台置くことができます。ただ、通路を確保したい、テレビやタンス、ドレッサーなども置きたいとなれば8畳程度は欲しいところです。
一方で主寝室はご夫婦2人分の洋服を収納する必要があります。スッキリと片付いた主寝室を実現したい方は、主寝室の広さよりもウオークインクローゼットなどの収納力に目を向けていただきたいです。

また、寝室において窓位置は非常に重要です。
ベッドや家具を置くためにはある程度の壁が必要になります。また、西側に大きな窓があると、明るい反面、夏場に西日で高温になります。
どのように使う部屋なのか、誰が使う部屋なのかしっかりと考え、窓の配置も確認しましょう。

3:夫婦の個室(書斎・仕事部屋)

リモートワークや共働きが増え、間取りのなかで仕事部屋や書斎など個室スペースはこれまで以上に大切になっています。 「独立性」「広さ」「収納」「防音性」をどのくらい求めるかで変わります。
完全に独立した部屋が欲しければ、リビングや玄関から離れた集中しやすい間取りにすることが考えられます。一方で、作業環境は確保したいものの、子どもに目が届く範囲で作業したいということであれば、リビングの一部を壁で区切るセミクローズタイプやリビングの一角を利用するオープンスペースタイプが考えられます。

4:LDKの広さ

LDKの広さは最低でも12畳以上、一般的には16~20畳程度が必要となっています。 広さも重要ですが、ダイニングゾーンとリビングゾーンにわけて考え、置きたい家具のサイズをある程度、決めておくと失敗は少なくなります。 また、家族が長く過ごすリビングは広いほうがよいと思われるかもしれませんが、広くすることで他の居室や収納が減る、エアコンの効率が悪くなる、掃除の手間が増えるなど、よく使うスペースだからこそ気を付けたい点もあります。

5:来客の頻度

新居では来客にも対応できるようにしようと、玄関の近くに応接や宿泊ができるスペースを用意する方もいます。 ただ、来客用のスペースやゲストルームを検討するうえで来客の頻度やかかるコストを考える必要もあるでしょう。
来客が多い、祖父母など身内が泊まりにくる機会が多いなどの場合はいいですが、使用頻度が少ない部屋を作ってしまうと間取り全体の失敗につながりますし、無駄なコストがかかります。
来客の頻度がそれほど多くない場合は、他の部屋との兼用を検討し、広さにこだわらないことも大切です。 ただ、来客用のスペースが必要でもうける場合は、リビングやキッチンの生活空間が見えないようにするといった来客動線を考える必要があります。

6:荷物の量

収納に必要なスペースの目安(収納率)は、一戸建てで総床面積の10~15%、マンションで8%以上といわれます。

一戸建てに必要な収納スペースの目安

総床面積 収納スペース
30坪 約6~9畳
35坪 約7~10畳
40坪 約8~12畳
図表5

意外にスペースがとられると思うかもしれませんが、家全体の広さから考えた目安ですので荷物の量に応じて考える必要があるでしょう。
収納スペースは、各居室以外に玄関のシューズクローゼット、パントリー、納戸、ウオークインクローゼット、掃除用具入れなど、それぞれの場所で必要な収納量と生活・家事動線を考えながら決めることが大切です。

7:和室の有無

和室の用途は、リビングの続きにして洗濯物を畳んだり、子どもを遊ばせるちょっとしたスペースとしたり、来客時の客間や寝室に利用したりすることが考えられます。 畳はクッション性も高く、子どもが転んでも安心感がありますし、机を置く、布団を敷くなど使い方によっては有効なスペースとなります。
一方で、一般的な4.5~6畳の和室をもうけることで、リビングが狭くなる、間取りの自由度が制限されることもありますので、必要性や活用頻度をしっかりと考える必要があります。広いリビングを設け、置き畳で対応するのも無駄がなく人気です。

各間取りの特徴と向いているライフスタイル

4人家族の間取りを考えるうえで、プライバシーやコミュニケーションをどう考えるかで必要な部屋数、間取りは変わります。 ここでは、3LDKと4LDKの間取りに向いているライフスタイルについて解説します。

3LDK

3LDKは、10畳以上のリビングダイニングキッチン+居室3つの間取りです。

3LDKでは、夫婦の寝室と子どもそれぞれの居室で3部屋利用する形になります。子どもが小さい間は2人で1部屋を共有し、もう1部屋を仕事部屋や書斎として使ってもよいでしょう。
4LDKと比較するとLDKが広い物件が多いのが特徴です。
3LDKの間取りの特徴、ライフスタイルとして以下のような点が挙げられます。

・子どもそれぞれに独立した部屋を与えたい
・仕事部屋や書斎を確保したい
・家族のプライバシーも確保したい
・リビングダイニングを広く確保したい
・リビングの一部にタタミコーナーやワークスペースにするなど可変性が欲しい

4LDK

4LDKは、10畳以上のリビングダイニングキッチン+居室4つの間取りです。

LDK以外に4つの居室があるため、子どもの成長や性別も配慮しながら、さまざまな部屋の使い方を考えることができます。
4つの居室のパターンとしては、リビング続きに和室を1室、2階に寝室3室を設けた4LDKが一般的です。
リビング続きの和室は、子どもの遊び場、昼寝空間として、また客間やワークスペースなど様々な用途、ライフスタイルに対応可能です。

4LDKの間取りの特徴、ライフスタイルとしては以下のような点が挙げられます。

・子どもそれぞれに独立した部屋を与えたい
・夫婦それぞれに独立した部屋が欲しい
・自宅で仕事をすることが多い
・将来子どもが増える可能性がある
・来客用の部屋を確保したい
・多用途の和室が欲しい

4人家族にぴったりの物件を選ぶためのコツ・ポイント

夫婦共働きの世帯も増え、2人の子どもを育てながら仕事や家事をこなしていくことが求められています。そのような4人家族にあう物件を選ぶためのコツやポイントをいくつか紹介します。

生活動線を想像してみる

4人家族の間取りでは生活動線を考えることも大切です。 家事動線が炊事や洗濯、掃除など家事に特化した移動経路をいうのに対して、生活動線は家族それぞれが移動する経路全般を指すものです。

子どもが帰宅後、洗面所で手洗いをしてからリビングへ向かう、あるいは自分の部屋へ向かう動線、朝起きて洗面にいきリビングへ向かうなど、できるだけスムーズに移動できる生活動線が望ましいでしょう。各居室の移動のしやすさや視界の広さなどを想像しながらチェックすることをおすすめします。

収納量だけでなく配置もチェック

子どもの成長にあわせ、部活や習い事、趣味などによっては荷物が増え、収納が足りなくなることも考えられます。また、収納量だけでなく、生活・家事動線の中で収納場所を決めることも大切です。
収納している場所から作業スペースまでの距離や動線などを見てみましょう。

LDKをフレキシブルに活用する

子どもの成長にあわせLDKをフレキシブルに活用することで間取り全体を有効活用できます。
子どもの小さいうちはダイニングより、遊び空間にもなるリビングを広めに利用し、子どもの成長と共に料理の品数も増えるので、大きめのダイニングテーブルでダイニングを広めに利用することで無駄が少なくなります。
また、LDKを広くとり一部を簡易的に仕切ることで仕事兼子どもの勉強スペースとして活用し、子どもの成長や独立にあわせてリビングを広く使用することも考えられます。

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間取りを決めるうえでの注意すべきポイントやそれぞれの間取りにあう家族構成やライフスタイなど紹介しましたが、一人ひとり年齢やライフスタイル、将来設計なども異なりますので、決められた予算のなかで「何から決めるべきか?」「何を優先すべきか?」迷うことも多いと思います。

「すまいーだ」では、家を探すときの条件や希望するライフスタイルからどういったタイプの住宅が向いているかを診断するサービスを提供しています。 また、住宅タイプだけでなく、詳しく家探しの優先順位を知りたいという方は、家族構成や収入、求める立地条件などから住まい探しで重視、優先すべき価値観を診断するサービスも提供しています。

家探しや家づくりで何から始めてよいか分からない、迷っているという方は、こちらから住まい探しの診断を受けてみてはいかがでしょうか。

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